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院長インタビュー

院長インタビュー
人生を変えるような
患者様に喜んでいただける歯科治療を提供
つじもと歯科クリニックの診療理念を教えてください

当院の診療理念は、「人生を変えるような、患者様に喜んでいただける歯科治療のご提供」です。患者様お一人おひとりのお悩みを解決するために、真心のこもった治療をご提供することを心がけております。

また、「患者様の天然の歯を維持すること」を第一優先に考えています。歯というのは生涯にわたり機能する大切な体の一部ですので、その維持には最大限の努力を払っています。加えて、当院では「メタルフリー・歯と体に優しい歯科治療」を提供していて、金属アレルギーなどの健康被害が生じないように、セラミックなどの生体親和性に優れや材料をご案内しています。

どのようなご相談が多いですか?

ご相談内容は多岐にわたりますが、現在、お困りの症状をご相談いただくだけでなく、セカンドオピニオンのご相談も寄せられています。セカンドオピニオンで特に多いのは、「今受けている治療についての疑問」や「他に選択肢はないのか?」というお問い合わせです。

例えば、「他院で『銀歯を入れる』と言われたが、白い歯を入れることはできないのか?」といったご相談を承ることがあります。こうしたケースでは、お口の中の状態を確認した上で、その方のご希望に沿った治療ができないか検討させていただきます。

「予防」にも力を入れているとのことですが?

そうです。どのような治療を行った後でも、治療によって良好な状態となったお口を維持するには、予防・メンテナンスが不可欠です。そうした予防・メンテナンスの重要性を患者様にお伝えし、理解してもらい、3ヶ月に1回などの定期メンテナンスへ積極的にお越しいただくようにすることも、当院の大事な診療理念と言えます。

院長インタビュー
患者様の咬合状態をよく確認し
それに基づいてオーダーメイド治療を実施
セラミック治療にも注力されていますが、技術的な強みは?

セラミック治療で重要となるのが、「形成」と「適合」そして「咬合」です。これらのバランスを重視して、より良いお口の状態を作るように心がけています。

患者様の咬合状態をよく確認し、それに基づいてオーダーメイドの治療を行うのですが、これにより、治療後に補綴物が破損するといったトラブルを防ぐことが可能になります。

「オーダーメイドの治療」の具体的な例は?

例えば以前、「娘の結婚式があるので、それまでに歯をきれいにしたい」とご相談に来られた方がいました。お口の中を診てみると、ほとんどの歯がテトラサイクリン歯(※抗生物質による着色歯)だったのです。なので、それらの歯をすべてオールセラミックの単冠で治療しました。しかも、歯の削る量を最小限に抑えて、神経を抜かず、すべて生活歯で治療したのです。

恐らく、こうしたケースでは何本かの歯を繋いで治療するのがほとんどだと思います。歯1本1本に単冠を入れて、良好な噛み合わせを作るというのは非常に労力がかかりますし、専門的な知識・技術も必要だからです。また、セラミック治療の切削量を考えると、神経を抜かずに済むように処置するのはかなり難しいからです。

そうして歯1本1本を分けて治療した理由は?

このように健康な歯を治療する際は、歯1本1本を独立させた方が良いからです。天然歯と天然歯の間には隙間があり、食べかすなどの汚れが溜まっても、歯ブラシや歯間ブラシなどで落とすことができます。しかし、歯を連結してしまうと、その下から歯間ブラシを入れなければいけなくなるなど、ケアが困難になります。その結果、歯周病の原因となったり、進行させてしまったりする場合があるのです。

院長インタビュー
治療後も継続的なメンテナンスにより
口腔の健康を維持
そうしてレベルの高い治療を行った後も、重要となるのが予防・メンテナンス?

もちろんです。他のクリニックから当院へ来られる患者様から、「口のレントゲンを撮ってもらっていない」「治療前後の写真を見せてもらっていない」といった声をよく耳にします。また、「いつもクリーニングしてもらっていましたか?」と質問すると、「虫歯の治療のみだった」「最初だけクリーニングを受けた」という答えが返ってきます。

こちらのクリニックではいかがですか?

当院では、毎回の治療で口腔内の清掃を実施しています。それは、治療を進める際に口腔内の清掃が不十分で歯茎がダメージを受けていたりすると、歯茎が萎縮してセラミックの境界が見えたり、適合性が悪くなったりするなどのトラブルが起こる可能性があるからです。

なので、毎回の治療で口腔内を清潔な状態に保つようにしていて、健康な状態を維持するために、患者様には治療終了後も3ヶ月に1回の定期的なメンテナンスへお越しいただくようにご案内しています。

治療のゴールとして「予防」がある?

はい。良好なお口の状態をキープする上で、予防は欠かせません。私が目指すゴールは、「治療後も継続的なメンテナンスにより口腔の健康を維持する」ことです。これにより、一生を通じて口腔に関わるコストを大幅に抑えることが可能になります。

悪くなってから治療するのではなく、問題が起こる前に予防し続けることが大事です。その結果、お口の健康にかかるトータルコストは、おそらく半分くらいになると思っています。

これは患者様にとって大きなメリットで、実際、当院へ予防・メンテナンスのために定期的にお越しになる患者様は多く、なかには20年以上前からずっとメンテナンスへお越しになられている方もおられます。

院長インタビュー
当院の診療のベースは「予防」
健康で美しい状態が保てるようにサポート
最後に、患者様へお伝えしたいことは?

患者様にお伝えしたいのは、セラミック治療などの質の高い治療を受ける場合でも、必ず「予防」もセットになるということです。それなしには、治療が成立しないと言ってもいいくらいです。

当院の診療の根底には「予防」があります。虫歯でお困りの方が来られて、それを治療したら終わりというのは、私の目指すところではありません。ただ白い歯を提供して治療費を受け取るということではなく、治療結果ができる限り長持ちし、健康で美しい状態が保てるように、治療後の予防にもしっかりと取り組んで参ります。

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